igomasの部屋

どうも、igomasです。ウルトラマンファン。ヒーローより怪獣、悪役が好き。今日も今日とて「悪役」考察♪

ウルトラマン第一話怪獣を振り返ろう

 皆さんこんにちは、igomasと申します。普段はウルトラマン考察や悪役考察をしている者です。最近は、ウルトラマンZの各話感想記事を執筆しています。
さて、各話感想記事を書いているうちに、ウルトラマンZにどっぷりはまり始めまして、私igomas、数年ぶりに、ソフビを購入いたしました。アルファエッジと、ゲネガーグの二つを購入しました。
 ソフビを手に入れたらやることはソフビ遊び。普通なら、アルファエッジとゲネガーグ、戦わせて遊びたくなるもの。しかし、私igomasの遊び方はちょっと違います。
 私igomasがソフビを使ってどう遊んだのかというと…ウルトラマンZ第一話収録後に打ち上げをする、二体の特撮スーツ」ごっこであります笑 今回はその記録記事となっております。はい、今回、ネタ記事ですw

 

東京某所の飲み屋にて
ウルトラマンZアルファエッジ「お疲れ~」
ゲネガーグ「お疲れ~」
《乾杯》ゴクリ
Z「いやぁ、大変だったね~。第一話の収録」
ゲ「まぁな。セブンガーとの3体撮影の時とか、画角気にしてマジで大変だったわ」
Z「いやほんと、あれは大変だったな。俺たち新造じゃん? 新人だけでよく頑張ったよな」
ゲ「あとあれ、かっこよかったよな。お前をビルに押しつけてからの…」
Z・ゲ「「空中での光線対決!」」
Z「あれ最高かよ、ほんと」
ゲ「田口のやつも進化してやがるな」
Z「ほんとそうでございますよ」

ゲ「いやぁ、まぁさ、それはいいんよ。それはいいんだけどさぁ、なぁんで俺、これで出番終了なわけ~?」
Z「え、お前、ちょっともう酔ってない?」
ゲ「酔ってねぇ~よぉ~、ゲフ」
Z「いやゲフって言っちゃってるじゃん、もう」
ゲ「だってよぉ、俺もう出られないんだぜぇ?お前はさぁ、いいよなぁ。今後も、ずっと出られるんだからよ。テレビ全25話に映画、客演もしたら、出ずっぱりじゃんかよ~」
Z「いや俺だって、第三話で新形態出るじゃん?どーせそん時になったら、俺なんて噛ませだよ。活躍できるのなんて、最初の数話さ」
ゲ「なんかお前、妙に達観してるな。いやでも、そうか。お前も大変なんだな」
Z「まぁね。てか、帰る直前スタッフに聞いたけど、ゲネちゃん第二話も出られるらしいよ」
ゲ「え、うっそマジ?出られるの?いやでも、ネロンガのやつが出るって聞いてるけど?」
Z「回想シーンで出るんだってさ。ほらお前、光の国襲撃したじゃん?あの活躍映像がテレビに出るってよ」
ゲ「なにそれ最高かよ。へぇ~、じゃ俺様の活躍見放題じゃん。だって、回想ってことは倒されねぇんだろ?活躍してるとこだけなんだろ」
Z「そうそう」
ゲ「いやぁ、照れちゃうなぁ」
Z「よっ、さすがゲネちゃん、男前!」

ゲ「まぁでもさ、それはそれとしてさぁ~、俺ももっと出たいよぉ」
Z「ん、どうした?今日やけにブツブツ言うじゃん?」
ゲ「いや、まぁさ、一話怪獣ってのは、その作品を代表する怪獣なわけじゃん? だからスーツは新造されるわ、指人形にもよくラインナップされるわ、優遇されるわけじゃん?」
Z「うんうん」
ゲ「その代わり、その作品の顔としてさ、他の作品にはあんま出づらいわけよ」
Z「まぁね。作品の顔だから、他作品ではあんまり表舞台立ちづらいもんね~」
ゲ「そう。それが俺たち一話怪獣の誇りだと思って生きてきたわけよ。でもさー、最近一話怪獣なのに他作品に出てる奴多くね?マジで多くね?ヘルベロスとか映画出てんじゃん? 俺も映画デビューしてぇよ、なぁんであいつなんだよー」
Z「…嫉妬じゃん」
ゲ「そーだよ?嫉妬だよ?まぁじで、俺もっと出たいんだよぉ。でもさ、やっぱ一話怪獣としては他の作品に出たいです、なんて言っちゃだめかなとか思っちゃってさ~」
Z「ジレンマに陥ってるわけね。ゲネちゃんそんな困ってたのか。じゃあさ、この機会に、一話怪獣おさらいしていこうよ。一話怪獣がどんな活躍してるか前例を見ていったら、ゲネちゃんがやりたいことも見えてくるんじゃないの? ほら、最近のニュージェネレーション第一話怪獣とか、参考になると思うぜ?」
ゲ「え、お前、俺の悩みにそこまで付き合ってくれるの?お前、ほんとはいいやつだったんだなぁ~。ありがとよ~」
Z「いやむしろ今までなんだと思ってたんだよ笑」
ゲ「じゃ、お言葉に甘えて、一話怪獣総振り返り、やっちゃうぜ?」

 

Z「ニュージェネレーション一作目、ギンガの一話怪獣といえば、サンダーダランビアだな」
ゲ「サンダーダランビア師匠、まじパネェッす! いやぁ、あのお方は、レジェンド中のレジェンドだよな。まぁさか、ダイナの一話怪獣ネオダランビアの亜種が出るなんて、予想だにしなかったもんな。発電所を背負ったようなその貫禄。敵を威圧する5つの目。新作ウルトラマン放送開始の先陣を切るに遜色ない完璧なビジュアル。シビれるねぇ~」
Z「やたら推すねゲネちゃん」
ゲ「まぁそりゃあな。俺が尊敬する師匠の一人だからな」
Z「サンダーダランビアといえば、第一話で倒されてからは…あ、第二話で礼堂ヒカルがウルトライブしてたね。以降は出てなかったはず」
ゲ「なに言ってんだよ。サンダーダランビア師匠はな、ちゃんとその後のケアもしてたんだよ。ほら、番組のおまけコーナーの、スパークドールズ劇場!」
Z「あ、そうか。レギュラーキャラとして出てたよね」
ゲ「そうそう。一話怪獣として一線を退きながらも、第二話で味方としてちょっとだけ活躍して後輩に見せ場を譲り、後はおまけコーナーで作品の顔を務める。これぞ一話怪獣の貫禄だよな」
Z「なるほど、ソフビとしてなら、おまけコーナーで活躍できるのか。じゃゲネちゃんもそれで田口君にお願いしてみたら?」
ゲ「いや、そりゃあ無理だな」
Z「…どうしてさ?」
ゲ「あれは、ギンガがスパークドールズ、つまりソフビを中心に話作りをしていたから出来たことだ。あれはスパークドールズとしてやってたから、作品の顔たり得たんだ。今やっても、俺が出しゃばってるだけさ。ハルキのやつのコーナー奪ってまでやるのは、男がすたるぜ。それに、あれはサンダーダランピア師匠だからこそできた離れ業だ。俺には真似できねぇよ」
Z「そうか、あの時代ならではのやり方だったんだな。そう考えるとサンダーダランビア、なかなか頑張ったでございますな」

 

ゲ「次はギンガSだな」
Z「あれっ、ちょっと待てよ? ギンガSの一話怪獣って、確かEXレッドキングだろ? さっきお前が言ってた、一話怪獣は作品の顔だから新規怪獣じゃないと、って法則に反するぞ?」
ゲ「なぁに言ってんだよ。ギンガSの一話怪獣といえば、シェパードン師匠に決まってるじゃねぇか」
Z「え、そうなの?」
ゲ「あたぼうよ。第一話で、UPGと戦ってたろ? れっきとした一話怪獣じゃねぇか」
Z「そういうもんなのかなぁ~」
ゲ「おうよ、シェパードン師匠は、立派な作品の顔だよ」
Z「でも、シェパードンってほら、第十話で倒れるまで、結構出ずっぱりだった気がするぞ。一話怪獣って呼ぶには、ちょっと出過ぎじゃないか?」
ゲ「シェパードン師匠は特別なの。シェパードン師匠はな、味方怪獣なんだよ。味方だったら、別に一話で倒されなくたって良いだろ? だからシェパードン師匠はそれでいいんだよ。リドリアス師匠の前例もあるわけだし」
Z「師匠いっぱいいるな」
ゲ「まぁ、そんなわけで、シェパードン師匠はずーっと出てたんだけど、第十話で死んじゃって、以降はシェパードンセイバーとして登場するんだよな」
Z「武器としての登場か。なるほど、怪獣としては登場しないがあくまで作品には出続ける。確かに作品の顔だな」
ゲ「そーだろ? やっぱひと味違うんだよなぁ、シェパードン師匠は。」
Z「じゃあ、お前も武器になっちゃいなさいよ」
ゲ「え、そりゃ駄目だろ。俺味方怪獣じゃないし」
Z「あ、そっか」
ゲ「そうそう。味方怪獣だからこそ出来たことなんだよ」
Z「なるほど。ギンガ、ギンガSの一話怪獣って、特殊条件の中で頑張ってたんだな」

 

ゲ「さて、お次はエックス第一話怪獣、デマーガの野郎だ」
Z「あれっ、急に師匠呼びしなくなったな。さては、嫉妬だな?」
ゲ「し、嫉妬じゃねぇし~、あいつがウルトラファイトオーブに出たことなんて、気にしてねぇし~」
Z「思いっきり気にしてるじゃん」
ゲ「でもよ、まぁ、ちょっと嫉妬があるとはいえよ、やっぱあいつも立派な一話怪獣なんだよな」
Z「と言うと?」
ゲ「エックスの一話怪獣ってさ、もともとファイヤーゴルザになるはずだったんだよな」
Z「え、そうなの?」
ゲ「それが、我らが田口君が、そこは新怪獣だろ、つって、デマーガが誕生したわけ」
Z「へぇ~、さすが田口君」
ゲ「デマーガは田口君がずっと暖めてたデザインらしいぜ? あいつも幸せ者だよな」
Z「確かに。それで、デマーガってその後確か、第十二話で出てたよな」
ゲ「そう、ダークサンダーエナジーを浴びて、ツルギデマーガになっちゃった回だよな。作品中盤で作品の顔アピールしてくるところとか、ほんと周到な奴だよな」
Z「あ、嫉妬始まった」
ゲ「ツルギデマーガっていう強化形態を貰うのもムカつくけどよぉ、エックスの強化形態、エクシードX誕生の原因となったってのが決定打よな。もう完全に作品の顔じゃねぇかよぉ~。しかも、しかもさ、サイバーデマーガって亜種もあるだろ? そんでツルギデマーガはエックスの映画に出るわ、ノーマルデマーガはオーブテレビ本編第二十四話にカメオ出演してるしよぉ、しかもその後ウルトラオーブファイトに出てるんだぜ? ルーブでは亜種のカミソリデマーガが登場して、夏のウルトラマンフェスティバルのショーでは主役級に活躍しただろ? そんでまたノーマルのデマーガがタイガ第十七話で登場してんだよ、はっ、自己主張が激しすぎるんだよぉ~!!!!!……今の気持ち良かったな。ちょっと、も一回。自己主張が激しすぎるんだよぉ~~~!!」
Z「うんうん分かった分かった。悔しいんだね」
ゲ「悔しいよぉ~。俺、そんなに活躍できる自身ねぇよぉ。見てくれも正統派怪獣じゃねぇしよぉ、ぐずぐず」
Z「おいおい、そう悲観することもないでしょうに。まぁ、デマーガは確かに王道だけども」
ゲ「王道だろ?そーだよ王道なんだよ。ゴルザ師匠しかり、やっぱ王道って大事よな~、俺みたいな変化球は、どうせ使っちゃ貰えねぇんだよぉ~」
Z「そう悲観することないって。だってお前、かっこいいじゃん。王道じゃないけど、アイデンティティの塊じゃん。俺、ビジュアルで言えば、お前の方が断然好みだぜ? お前にはお前の輝き方があるって」
ゲ「…お前、実はいい奴なんだな」
Z「だから何だと思ってたんだよ笑」
ゲ「悪役かと」
Z「ヒーローだよ!」

 

ゲ「そんで、次はこいつだな、オーブ一話怪獣の、マガバッサー」
Z「魔王獣の一体ですな。そういえばオーブ第一話には、他にもマガゼットンが出ていたでございますよ」
ゲ「マガゼットンは、CGや加工を駆使して編集されてできた、ゼットンの亜種だな。撮影自体はゼットンのスーツで行われているってんだから、驚きだよな」
Z「マガゼットンは、夏のウルフェスで限定ソフビが発売されるくらい人気だったよな」
ゲ「オーブが真の姿を失う原因を作った怪獣だ。オーブの物語全体に関わる怪獣だから、マガゼットンもまた、作品の顔の役割をちゃんと果たしてるってわけだな」
Z「対してマガバッサーは、スペシウムゼペリオン初お披露目の対戦相手だった」
ゲ「そうそう、空中戦のスペリオン光輪のシーンは圧巻の出来だな。それから、竜巻の特撮とか好きなシーンだぜ? あの、家の屋根が根こそぎ持ってかれるシーンとかさ。あれ撮ったのも我らが田口君だからなぁ」
Z「さすが田口君」
ゲ「でも、でもよぉ、あいつも解せねぇところがあるんだよなぁ~」
Z「ん? どこら辺?」
ゲ「あいつはよぉ~、ルーブでスーツにアレンジを加えて、グエバッサーとして登場してやがるんだよ。あいつ、あいつマガバッサーじゃねぇか! なぁに名前変えて、別の怪獣です感出しちゃってんだよぉ~。一話怪獣のプライドはどうしたよぉ~、しかもルーブ回でも監督は田口君なんだぜ? 田口君に気に入られすぎだよなぁ、あいつ」
Z「やきもちじゃん」
ゲ「やきもちだよ、悪かったな!」
Z「…でもまぁ、マガバッサーはスーツが作られた時から既に、バッサーという原種の存在が想定されてたからね。確かに、一話怪獣、作品の顔だけど、スーツが作られると同時にいつか改造される運命を背負って生まれたともいえるわけだ」
ゲ「なるほど、そう考えると、あいつも苦労人だな」
Z「そうそう。それに、魔王獣ってオーブ限定の要素みたいな感じだったし、スーツ改造で可能性が開けた、とも考えられるんじゃない?」
ゲ「いや、でもよぉ、さすがに、一話怪獣がスーツ改造って、どうなんだよ?」
Z「一話怪獣でも、たとえばサンダーダランビアとか、ダイナのネオダランビアの改造だろ?スーツ改造はされてるじゃん?」
ゲ「サンダーダランビア師匠はいーの! あの人は特別なの!」
Z「どういうこったよ笑 あ、あと、ベムラー(強化)とかもあるよね」
ゲ「ぐぬぬ、その大御所を出されちゃ反論できねぇな」
Z「それに、アーストロンだって」
ゲ「いやアーストロンは改造されてねぇだろ」
Z「…パンドンだって改造パンドンに」
ゲ「パンドンは最終話怪獣やないかい笑」

 

Z「ウルトラマンジードの一話怪獣といえば、スカルゴモラだよな」
ゲ「出たなスカルゴモラあいつだけはぜってぇ許さねぇ!」
Z「おっ、今までになく熱いね」
ゲ「そりゃそうだよ! スカルゴモラジード第一話だけでなく、第二話、第九話にも登場してるんだ。しかも、しかもだぜ? 別に生き残ってましたとかいうわけじゃねぇんだよ。毎回爆発四散してんだよ。だのに冷却完了とかなんとか言って、ガッツリ3話分登場。もはや奴は一話怪獣なのか? 一話怪獣と呼んでいいのか?」
Z「なるほど。それはかなりの出演量でございますね。まぁでも、コッヴ先輩とかガイアに結構出てたし、似たもんじゃないの?」
ゲ「分母が違うじゃん。あのお方は50話の中で、スカルゴモラは24話(総集編除く)の中での出演数なわけだ。って考えると、結構出てるってことになるだろ?」
Z「なるほど」
ゲ「しかも、しかもさ、あいつはベリアル融合獣っていう特殊な設定があるわけよ。言ってしまえばオーブの魔王獣みたいな特別な存在なわけ。まぁさ、そういう事情があるって考えると、ジードの放送中に沢山出しといてやらないとな、って制作陣の気持ちは痛いほどわかるわけよ。でもさ、あいつ、他の番組に出ちゃってるんだよ。なんで? タイガでさ、ベリアル因子って考えが盛り込まれたせいで、あいつタイガにまで出てんだよ。しかも、それだけに飽き足らず、今度発売される怪獣メダルセットに、ベリアル、ゴモラレッドキングのラインナップがあるんだよ。つまりさ、つまりあんにゃろー、ウルトラマンZにも出かねないわけよ。俺の番組にまで進出してくるとか、実に強欲、強欲すぎるぅ!」
Z「俺の番組、って言っちゃってるじゃんw まぁ、スカルゴモラは、その特殊設定にしては異例の出演量だよね」
ゲ「そーだろ?」
Z「タイガに出られたのも、脚本家のナイスアイデアがあってのことだけど、そのナイスアイデアが、ただでさえジード本編でブイブイ言わせてたスカルゴモラを他作品にも進出させられるという、異例の事態を引き起こしたわけだね」
ゲ「そうなんだよ~泣 俺の、俺の番組が~スカルゴモラに侵略されるぅ~」
Z「スカルゴモラの快進撃は、止まらない」

 

ゲ「さて、お次はルーブのグルジオボーンだな。綾香市の伝説に残る怪獣で、1300年前に地球にやってきた怪獣だ。美剣サキが変身していたが、1300年の時を経てそのクリスタルは愛染マコトの元へ。ルーブの第一話ではなかなかの活躍を見せた怪獣だな」
Z「グルジオボーンは、第一話、第七話、それから第二十話に少々出演していたな」
ゲ「絵本のイラストが登場したりと、デフォルメもされてる怪獣だな。第七話では愛染マコトが直接変身するシーンが入っていて、『愛染マコトはー、どんなときもー、悩まなーい!』の掛け声はなかなかコミカルだった思い出があるな」
Z「あれっ、ゲネちゃんあんまり嫉妬してない」
ゲ「まぁ、グルジオボーンは割と正統な一話怪獣だからな。他作品にも出ていないから、そこまでひがんだりはしないさ。ただ、一つうらやましいところがあるとすれば…」
Z「強化形態があること、か?」
ゲ「そうそう。そこなんだよな~。グルジオボーンは、強化形態であるグルジオキング、グルジオレギーナが多くの話数をかけて登場していて、さらにグルジオレギーナは映画にも登場。ウルトラウーマングリージョ誕生のきっかけになった意味でも、いいところを取っていったよなぁ。あぁ~俺も強化形態ほしーよー」
Z「まぁ、でもさ。強化形態ってのは、ルーブだからこそ出来たことかもね」
ゲ「と言うと?」
Z「ルーブって、まぁ第一話の時点では二人合わせてもかなり弱めの初心者ウルトラマンだったじゃん? それが、兄弟が息を合わせることで、強くなっていく、っていう作品だと思うんよ」
ゲ「ふむふむ?」
Z「だから、それに合わせてグルジオボーンも強化されていくってことだ」
ゲ「なるほど」
Z「お前はさ、一話怪獣には珍しく、単身光の国に襲撃するわ、ゼロをどこか遠くへ飛ばすわ、ウルトラマンZを倒すわ、めちゃくちゃ強い怪獣だろ?」
ゲ「ま、まぁな」
Z「そりゃそんな強敵が強化されちゃったら、もう最終話怪獣レベルで強いよね」
ゲ「たしかに」
Z「だから、グルジオボーンならではのやり方だったんだよ、きっと」
ゲ「そういうことか。そうか、俺は強すぎて強化できないんだな。いやぁ照れちゃうねぇ~」

 

Z「さて、とうとうニュージェネレーション最後の一話怪獣、タイガから、ヘルベロスだ」
ゲ「ヘルベロスてめぇ~」
Z「ど、どしたん?」
ゲ「あいつ、あいつ映画出てんだよなぁ~、俺も出たいよぉ~羨ましいよぉ~」
Z「まぁまぁ落ち着けって……ヘルベロスは、タイガ第一話と、それから第十六話にも登場しているな。第十六話はどちらかというとトレギアがメインの敵だったから、サブで登場って感じだったけども」
ゲ「第一話では、トレギア・霧崎が呼び出して、ゼガンを一撃で葬ったんだよな」
Z「たんなる噛ませではないところも、描いているわけか」
ゲ「全身鋭利な刃物で覆われたヘルベロスは、特に刃を飛ばす攻撃、ヘルスラッシュが魅力的だよな。その後はタイガに怪獣メダルとして渡り、以降もタイガをサポートしつつ、トレギアの暗躍を成功させる鍵となった存在だ。作品の顔としては、申し分ないな」
Z「なるほど、ところどころで怪獣リングの形で作品に関わっていたわけだな」
ゲ「だから、テレビ本編では特に優遇されすぎってことはなかったんだけど、こいつ、なんやかんやでニュージェネレーション一話怪獣としては、初の映画出演なんだよな」
Z「大出世でありますな」
ゲ「まだ劇場公開はされていないが、おそらくニュージェネレーションウルトラマンの誰かと、激戦を繰り広げるんだろうな、あ~羨まし~!」
Z「映画に出るっていうのは、ポイント高いね」

 

ゲ「こうやって見てみると、あれだな、一話怪獣ってそのウルトラマンの設定とかと、割と関わってるんだな」
Z「そうだね。一話怪獣には一話怪獣なりの、その作品なりの輝き方があるってことだね。で、ゲネちゃんはどうするか、決めたの?」
ゲ「う~ん、まだだな。結局、俺はどうしたらいいのか、まだ分かんねぇや」
Z「そうか、なんか、お役に立てずすまないであるよ」
ゲ「いやいや、お前が一緒に振り返ってくれたおかげで、ちったぁ未来も明るくなった。ありがとよ。よし、なんかスッキリしたとこだし、2軒目行っちゃうか。今日の礼だ、俺が奢ってやるからよ」
Z「え、マジ? めっちゃ飲み食いしちゃうよ? お店のメニュー全部頼んじゃうよ?」
ゲ「お前、まだそんな食えんのか? お前腹にブラックホールでも入ってんのか」
Z「じゃ、さっさと出るぞ」
ゲ「おうよ」
こうして、二人はまた、夜の街に繰り出したのであった。

 

 はい。私がソフビ遊びをし始めると、こんなことになってしまいます
 というわけで、ニュージェネレーションウルトラマンを中心とした、一話怪獣総振り返りでありました。見返してみると、なかなか奥が深い一話怪獣学。皆さんも各ウルトラマンの初陣を思い出し、懐かしい気分になったのではないでしょうか?
 それでは、本日はこの辺りで、igomasでした!