igomasの部屋

どうも、igomasです。ウルトラマンファン。ヒーローより怪獣、悪役が好き。今日も今日とて「悪役」考察♪

ニュージェネレーション主題歌ランキング

 皆さんこんにちは! igomasです! 本日は、2013年放送開始のウルトラマンギンガから、現在放送中のウルトラマンデッカーに至るまで続いている、ニュージェネレーションウルトラマンシリーズの主題歌を、ランキングづけしてみました!

 なおあくまで本ランキングは私個人の独断と偏見に基づくものであり、私自身音楽知識は殆どありませんので、その点だけご了承くださいませ。ということで早速、ニュージェネレーションの個性豊かな主題歌の数々を、振り返っていきましょう!

 

 

《評価基準》

 一応、本ランキングにおける評価基準を軽く紹介します。今回のランキングは、単純な「曲そのものの良さ」、そして「主題歌としての良さ」を評価対象にしています。

 曲そのものの良さ、というのはつまり、曲調や歌詞のことです。そしてその曲調や歌詞が、どれだけ主題歌となっているウルトラ作品とリンクしているのか。これらを総合的に見て判断することになります。

 その他の要素は考慮に入れません。たとえば各ウルトラマンのオープニング映像などは、ランキングにまったく影響していません。ましてや作品自体の評価はまったく無関係です。

 また、記事冒頭にも書きましたが、本ランキングは完全に私の主観によるものです。曲の出来自体に優劣をつけるものではなく、あくまで、私の好みをランキングにした、程度にお考えください。

 あっちなみに、PVはランキングとは一切関係ないので、ご了承ください(笑)

 

《第10位》

ウルトラマンギンガSより、英雄の詩

 正直どれを最下位にするかは、かなり悩みました。なんだかんだでニュージェネレーションの主題歌にはどれも愛着があるというか、好きな部分はどの曲にもあるのです。しかし惜しくも、僅差で最下位となってしまいました、英雄の詩。

 曲のイントロは、ニュージェネレーションシリーズで一番好きかもしれません。どの楽器も素晴らしいのですが、特筆すべきはギター、最高すぎます。ボーカル以外の、いわゆるバックに関しては、ニュージェネ1だと思っています。

 しかし、ボーカルの出だしの音程が、ヒーローものにしてはやや抑え気味であることと、曲の歌詞自体が、ウルトラマンギンガSの本編内容と微妙にマッチしているようでマッチしていない感じが、ウルトラマンの主題歌として大きく評価を下げてしまいました。

 

《第9位》

ウルトラマンデッカーより、Wake up Decker!

 いや、ほんと、PVは関係ないんで(笑)

 現行作品ということもあり、あまり下位に挙げたくない気持ちもあったのですが、曲自体の評価としては、この辺りでしょうか。

 この曲はウルトラマンデッカーの主題歌ですが、まずもってデッカーという単語がイマイチよく分からない。たとえばトリガーなら、Pull the triggerと、名前にちなんだ歌詞にしたりしていますが、この曲に関してはそういったこともないようです。デッカーという単語の意味が分からない以上、歌詞の評価のしようがありません。

 歌詞自体もかなりシンプルめなので、もう少しデッカーの物語に沿うような歌詞になっていれば、評価は上がったかも。

《切り拓け!Flash 輝く想い 熱く燃やしてStrong 限界さえSmash その手で描く Miracle起こすのさ》ここのテンポ感の良さは非常に好み。

 まぁデッカーに関しては、まだ放送開始したばかりで、数回程度しか聞いていないことから、あまり思い入れがないというのもあるかもしれませんので、今後好きになっていければと思います。

 

《第8位》

ウルトラマンタイガより、Buddy, steady, go!

 8位はウルトラマンタイガより、Buddy, steady, go!

曲自体、目立って気になる点はないものの、気になる点がなさ過ぎて8位、という感じです。全体的に曲調が単調であり、また歌詞もグッと心に迫ってくるものではないかな、という点で順位を落としてしまいました。この辺りは完全に私の好みの問題かもしれません。

 

《第7位》

ウルトラマンジードより、GEEDの証

 GEEDの証は、ウルトラマンジードという作品の方向性には非常にマッチした曲だと思っています。歌詞は「悪のウルトラマンの息子」というジードの境遇に絡めたものであるものの、曲調は本編同様、ずっと明るいものになっています。サビの部分が特に明るく、《きめられた じぶんの ストーリー!あらがうたび きずく ヒストリー!》の辺りは特に前向きな歌詞になっています。

 やはり前向きな曲というのは《ウルトラマンの主題歌》としてはかなり高評価したいところです。人々に希望を与える、ヒーローらしい曲でもあります。

 が、私としては冒頭の

《ゲット・オーバー・ナウ!!
ゲット・オーバー・ペイン!!
ゲット・オーバー・マインド!!
ジャンプ・アップ! ジード!!
かくご きめるぜ!!
ヒア・ウィ・ゴー!》

というイントロや、

《みんなのために かくご きめるぜ!ウルトラマン!!》という歌詞が、ちょっと子供向けすぎるかなと思っていて、あまり好みではなく、7位に留まる結果となりました。

 

《第6位》

ウルトラマンエックスより、ウルトラマンX

 こちらの曲は、イントロも好きですし、歌詞もウルトラマンXの大地とエックスのバディ感を感じさせるものとなっています。また曲調も明るく、ウルトラマンの曲としては評価が高いです。その点ではジード主題歌と同じような評価といえましょう。

 こちらも、《手と手繋ぎ進もう みんな掴め未来を 君と僕の絆 ウルトラマンX》という歌詞がやや子供向けすぎるかな、万人向けではないかなと思い、やや評価が下がりました。これに関しては、エックス劇中でバラード風にアレンジされたときに、ちょっと違うなぁと思ったのも、影響しているかもしれません。

 が、6位なら十分上位帯。大健闘といったところでしょう。

 

《第5位》

ウルトラマントリガーより、Trigger

 純粋に曲としての出来が非常に高く、見事第5位に入りました、Trigger。マナカケンゴ、アキト、ユナの3人や、ルルイエなど、トリガー本編の物語を想起させる歌詞をちりばめながら、サビの盛り上がり、格好良さも相まって良い曲。トリガーという名前にかけた、《pull the trigger》は結構好き。

 あと歌っている佐久間貴生さんの声質かなり好きですね。音が上がるときの歌い方が結構好きなんですよね。《Ready to pull the trigger 燃える闘志沸き起こして》の《闘志》の部分とか。

 歌詞も、《風穴を開けろ運命》とか、《命に勇気を灯せ今》とか、歌詞のセンスもよく、好きですね。アップテンポで乗れるのも一つの魅力でありましょう。

 

《第4位》

ウルトラマンオーブより、オーブの祈り

 総合力の高い1曲、オーブの祈りがここでランクイン。イントロも好き、バックも好き、ボーカルも好き、歌詞も好き。ほんと良い曲です。

 ヒーローものの主題歌として王道を行く、そしてまた子供向けすぎるところもない万人向けの歌詞。曲全体も明るく、歌い手の声も良く通っていて聞き心地のよい曲。やっぱり歌い手が全力で歌い上げる曲って聞いてて楽しいですし、勇気貰えますよね。実際歌ってみてものすごく楽しい1曲。

 男性パートと女性パートの配分の巧みさや、両者のハモりも好き。

 主人公クレナイガイの風来坊的要素や、SSPの面々のワチャワチャ感、渋川さんやナオミ母の個性の強さ、ジャグラスジャグラーの影っぽい感じ、全部含めたオーブ味を感じさせてくれるのが、この曲です。

 

 さて、ここからはトップ3です。これまで紹介した曲も、本当に良い曲が多かったのですが、上位3曲は桁違いの良さです。正直全部一位で良いんじゃないかというレベルで、どれも良い曲であり、好きな曲です。

 それでは第3位から、どうぞ!

 

《第3位》

ウルトラマンギンガより、Legend of Galaxy~ 銀河の覇者

 大好きな1曲。サビの盛り上がりが半端ない1曲。イントロのギターもかなり好き。AパートBパートCパートとかいう区分わけは音楽知識がないので正直あんまり分からないけれど、どのパートの歌詞も音も好きなのが、このLegend of Galaxy~ 銀河の覇者です。

 ギンガの名に掛けた、流星、月、銀河、夜空、光り、宇宙(そら)、星といった言葉が歌詞の随所にちりばめられており、ギンガの主題歌としてこれ以上ない完成された歌詞。ウルトラマンギンガ本編内容、そしてヒーロー作品らしい歌詞が巧みで、メッセージ性もストレートに響いてくるのが心地よいです。

 お気に入りの歌詞を抜粋できないくらい、それくらい歌詞全部好きですね。

 当時、長年放送していなかったテレビのウルトラマンが復活するということもあって、新時代の象徴ともなるウルトラマンギンガは、どんな主題歌になるのだろうとワクワクしたのを覚えています。そして《銀河の覇者》という歌詞をみたときには驚きましたね。大きく出たなと思いました。

 ウルトラマンギンガには、ゼロやキング、ノアとは違う、謎の安心感、心強さというものがあります。これは、ウルトラマンギンガが、ただ強いウルトラマンというだけでなく、「新時代の始まり」という、制作陣の熱い思いが込められている故なのだと思います。この歌詞にもそういう安心感があります。

 サビ前の《自由の鐘が夜空に鳴り響く 不安な未来消し去るため 失われた心の翼を広げて》の部分。バックの音がどんどん静かになっていき一端音が消えてからの、サビへの入りが非常に盛り上がります。

 

《第2位》

ウルトラマンルーブより、Hands

 文句なしの名曲。イントロ含め、なにからなにまでウルトラマン主題歌としては新鮮な1曲。オーイシマサヨシさんの声も良い。

 色んな面白さのある曲で、Aパート、Bパートなどのどのパートもそれぞれ個性豊かで面白く、また中でも目を引くのがラップ詞です。それらが流れるように展開されていく様は、非常に聞いていて心地が良いです。

 高音域、ラップつきとかなり歌うのには難易度の高い1曲で、カラオケで歌うとなると、何人も歌い手が必要になる、と当時言われていたのをよく覚えています。歌い手がたくさん必要ということは、別の言い方をすれば、皆で歌える曲だということ。ウルフェスで湊家と武居監督らが、この歌を披露していたのが大変懐かしく、印象深い1曲。

 それから、大抵の曲というのは、1番の歌詞に全力をかけ過ぎて、2番の歌詞が曲自体にしっくり合っていないこともあったりするのですが(字余りなど絶妙にテンポ感が悪かったり)、この曲はそういった部分がひとつもなく、2番の歌詞も、曲との親和性が高く良いですね。

 ウルトラマンの歴代主題歌の中でも異彩を放つ曲調ではあるものの、歌詞自体は正統派なヒーローものですし、ウルトラマンの主題歌らしく希望に満ち溢れた明るいものになっており、そしてルーブの物語も踏襲した内容になっています。主題歌として、これ以上ないくらいの名曲。今回はあえて同率をなくすよう、無理矢理曲ごとに差を設けましたが、正直、同率1位でもいいくらいです。それくらい、良い曲。

 

《第1位》

ウルトラマンZより、ご唱和ください 我の名を!

 ニュージェネレーション主題歌ランキング、栄えある第1位は、ウルトラマンZより、ご唱和ください 我の名を!

 えー、はい。もう完全に、パッション勝ちですw 聴いていても、歌っていても、とんでもないエネルギーをもらえる、そんな1曲。圧倒的なパワーで他をねじ伏せる、化け物じみた名曲。堂々の1位です。

 最初から最後まで、とにかく全力疾走みたいな1曲で、流れるような、聞き心地も歌い心地もよい歌詞、曲調、リズム。あ母音が多いからなのか、延ばすところが多いからなのか、舌が絡みづらい言葉のチョイスをしているからなのか、理由は分かりませんが、とにかく声を張り上げて歌いやすく、歌っていて気持ちの良い1曲。

 ちゃんと歌詞もZの本編内容を踏襲したものになっています。また、その力強い曲調には、ハルキ、ジャグラー、ヨウコ先輩にバコさんと、戦える要員の多いストレイジらしさも感じられます。最初から最後まで全力疾走みたいな感じはまさに新人ウルトラマンのZらしい曲で、とにかく作品とよく合っています。

 1番と2番とで歌詞がまた大きく変わりますが、1番は前半の展開、2番は後半の展開を思わせ、1番と2番どちらも主題歌として使うというテレビ放送の手法とも上手くマッチしています。

 なによりこの曲のすごいところは、【ご唱和ください我の名を】という、一見ものすごくダサい歌詞を、めちゃくちゃ格好良く歌っているところ。ここが他の曲とは一線を画す、この曲の名曲たるゆえんです。

 普通、ウルトラマンでクサいセリフを出すと、劇中でどうしても浮いてしまうことが多く(ジーッとしててもドーにもならねー、未来を築く希望の光、スマイルスマイルなど。名言と名高い、お借りしますですら、浮いてしまうことがあった)、ご唱和ください我の名を、もこれらと同じくどうしても浮いてしまいそうな言葉であるところ、実際Z劇中では、Zの性格や地球語のカタコトさも相まって、実に自然な掛け声になっていました。そしてこの曲でも、実に自然にこのフレーズが使われています。劇中の丁寧な描写とこの主題歌によって、ご唱和ください我の名を、は、あまり浮いてしまうことなく、劇中に溶け込めたと言えましょう。そう考えると、この曲の功績はあまりに大きい。文句なしの1位でした!

 

 というわけで以上、ニュージェネレーション主題歌ランキング、でした!

 このランキングを作るに当たって、何度も曲を聞き直していく中で、あらためてどの曲も、本当に素晴らしい曲だなぁと感じました。もちろん、上位3曲はやはり今でも圧倒的に好きですが、他の曲も、結構口ずさんだりするようになりましたね。

 ランキングの中で、この曲忘れているよ、とか、この曲もランキングに入れて欲しい、など要望ありましたらコメントにてお願いします。また、あくまで本ランキングは、私の完全な主観によるランキングですので、読者の皆さんそれぞれの、ニュージェネ主題歌ランキングなど、コメントで教えていただければ幸いです。

 それでは、また次の記事でお会いしましょう! igomasでした!