igomasの部屋

どうも、igomasです。ウルトラマンファン。ヒーローより怪獣、悪役が好き。今日も今日とて「悪役」考察♪

近況報告・生存報告・今後の予定・デッカー1話感想

 皆さんこんにちは、igomasと申します! いやはや、お久しぶりでございます。なにかとプライベートが忙しく、長らくブログを空けておりました。ようやく復活です。

 久しぶりということもあり、文章力もかなり落ちてしまっている感はあり、勘を取り戻すまでには少し時間がかかってしまうやもしれませんが、少しずつペースを戻しながら、ブログをまた書いて行ければと思います。

 さて、そんなわけで生存報告です。さすがに生存報告だけで一記事は情報量が少なかろうということで、近況報告や、今後の更新予定記事紹介、そしてあっさりとではありますが、デッカー1話感想を書いておこうと思います♪

 

 

【近況報告】

 ブログを結構な間空けていたものの、ちまちまとですが記事は書いていました。本当にちまちまとですが笑 シンウルトラマンの感想記事も書いていて、冒頭5分の感想だけで既に4000字を越えています。近日中にお披露目できれば幸いです。

 ウルトラマンZや、ウルトラマントリガーの感想記事も、少しずつ書き進めてはいます。後は投稿ボタンを押すだけ、みたいな記事も結構あるのですが、ちょっとでも推敲をしておきたくて、なかなか投稿できていないものも幾つか。早々に上げたいですね。Zやトリガーは、書きがいのある作品だと思っているので、結構な字数がかかってでも、完結させたいところです。

 

【今後の更新予定記事】

 というわけで、Zやトリガーで散々痛い目を見たので、さすがにデッカー感想記事は少しやり方を変えようかな、と考えています。毎話感想記事を書いていくというよりかは、1~12話(前半)感想記事、14~25話(後半)感想記事、全体総括記事みたいな感じで、3つ書けたら十分かな、くらいのテンションで行けたらと思います。もしかしたら毎週感想記事を書く、という形式に変えるかもしれませんが、それでもまぁ、一記事1000字ほどと軽めのものにしようかなと考えています。ちなみに第2話の感想記事は書き上がっています。取り敢えずデッカーはそんな感じです。雑談記事と合わせて一本、みたいな投稿になるかもしれません。そのあたりも考え中。

 ウルトラマン以外の記事に関しては、あまり気負わず書けるので、サクサク短いものを投稿していくかもしれません。MCUフェーズ4のザックリとした感想記事でも書いてみるのも良いかもしれません。それから2021年悪役グランプリ、そろそろ更新したいですね。

 それからワンピースを1~90巻まで、今更一気読みしたので、その感想なんかも書きたいです。それからゲームも幾つかプレイしていたので、その感想記事なんかも。まだまだ書きたい記事も沢山あるので、順次更新していきたいですね。まぁ、基本的には今後もウルトラマン最優先でやっていきたいですが。

 ということで今後の更新予定記事でした。

 

 では、お待たせしましたデッカー1話感想です♫

 

【デッカー1話感想】

 一言で表すと、

いやデッカー、全然主人公に共感させる気ないな(笑)

 たしかに、第1話での、主人公のアスミカナタの掘り下げ自体は割としっかりしていました。冒頭の宇宙せんべいのくだりからも、非常に人当たりのいい、心優しい青年であることが伺えます。煎餅屋で祖父を手伝っていることからも、家族思いであることもわかり、また怪獣が出てからのくだりは、助けを求めている人を放ってはおけない、正義感の強い男であることもわかります。このあたり、第1話から主人公に好印象を持たせようという工夫が感じられます。

 しかし、まぁ、なんというか、とにかく変身までの過程が雑すぎる(笑) スフィアに飲み込まれてからの、アスミカナタのセリフが、「俺は、死んじゃうのか」まではまぁわかるとして、「あれ、ここはどこだっけ、俺、俺って、なんだなんだじゃない、俺は俺だ。俺は、アスミカナタだー」のくだりはほんとわけわかんないです(笑) まぁ、遠のく意識の中で、自分の名前を叫んでいるというのはわかりますが、自分の名前を叫んだからなんなんだって話ですよね。「俺は俺だ」とかほんと、今作のトンデモセリフ上位に食い込みそう。えっなに、スフィアに取り込まれたら「俺が俺」であることが否定されるんですかね。だから「俺は俺」であることを再確認したんですかね。「俺が俺」であることが否定されるってなんだw 主人公にはスフィアに取り込まれて何が起こっているのかわからないのかもしれませんが、見ている視聴者はもっとわけがわからないので、もう少し分かりやすく描写しても良かったのではないかなと思います。というかこのセリフカットでもいいと思います。

 また、ウルトラマンデッカーに出会ってからは本当に雑としか言いようがなく、セリフをそのまま書き出しますと。「声、デッカー、あんたの声なのか、俺のからだを、あんたの力、こいつを使って、あんたを叫べ、はっ、なんだ、光? 輝け、輝け、輝けフラッシュ、デッカー」。なんだこれw ちょっと、あまりにも説明する気がなさすぎるんじゃないでしょうかね。「俺の身体を、あんたの力」とか、「スフィアに取り込まれた俺の身体を救ってくれたのか、これで俺とお前は一心同体というわけか、だからあんたの力を使えるわけだな、よし、救える命があるなら救ってやる」なのか、「市民を守り、スフィアに単身で挑んだ俺に興味があるようだ。デッカーは、俺の身体を借りて地球で実体化したいらしい。あんたの力を使うにはどうすればいい?」なのか、「俺の身体をあんたの力でスフィアから救い出したのか」なのか、行間がありすぎて如何様にも解釈できそうです。デッカーの声が聞こえている主人公でも「なんだこれ」状態なのですから、デッカーの声が聞こえていない視聴者からしたらより一層「なんだこれ」状態です。せっかく第1話で主人公の描写を割と丁寧にしたにも関わらず、第1話の山場である変身までの過程のところで、置いてきぼりを喰らわせられた感が否めません。これで主人公に感情移入しろというのはさすがに無理があります。だってデッカーの声聞こえないんだもん。ウルトラシリーズ恒例の、「まぁ視聴者はウルトラマンがどんな存在か知ってるからサクッとでいいでしょ」と、物語において大事な部分までもカットしてしまう悪いクセが出てしまいました。

 セリフをブツ切りにする、デッカーの声を聞かせない、というやり方をするにしても、もう少し視聴者に分かりやすいセリフ選びは出来たと思いますし、なんだかなぁという感じです。

 第1話の主人公のキャラづけは、概ね良く出来ているとはいったものの、正直手放しで良いとは言えません。所々微妙なところがありましたね。任務中の隊員が嫌がっているのにもかかわらず、煎餅を美味しいからと無理強いして押しつける描写とか、主人公の好感度を下げてしまっていますよね。煎餅が美味しいかとか、どうでもいいんです。いらないって言っているんです。それを押しつけちゃうのは、ちょっと人としてないなぁと思いますね。アスミカナタには、お人好しが過ぎて、善意を押しつけてくる、むしろ嫌なやつ、ってイメージがついてしまいました。親が宇宙にちょっと旅行しているだけで、宇宙に関係する人に親近感が湧くってのもあまりに突飛すぎますし、キリノイチカからしても「勝手に親近感もたれても」って感じでしょう。無数のスフィアが暴れているのに、「地球人なめんじゃねぇぞ」と銃持って突撃していく様には狂気を感じましたし、ちょっと現実が見えてなさ過ぎる印象を受けました。

 スフィアが現れたとき、みんな「なんだあれ」みたいな反応してますけど、いや怪獣でしょ、とツッコミを入れたくなりました。「なんだあれ」ってセリフはデッカーという作品ありきというか、25話想定ありきというか。スフィアが25話通して主人公らと敵対する存在に今後なっていくのでしょうが、第1話の時点ではあくまで、「久しぶりに怪獣が現れた」くらいの反応になるはずなんですけれども。

 それから今作の防衛隊、ちょっと印象が悪いですね。問題の煎餅押しつけシーン、結構キリノイチカも態度が冷たいというか、「うちの煎餅より堅いや」に対しての「はぁ?」も、「何言ってんだこいつ」といわんばかりの「はぁ?」でした。

 リュウモンソウマも、なんというか、ずっと怒鳴っている人って印象。第1話通して、アスミカナタに怒鳴りまくっていましたよね。明らか誰かを助けていそうなアスミカナタの肩ぐいっと掴んで「おい!シェルターに急げと言ったはずだぞ!」とまくしたてるの市民の扱い雑すぎ。その後も「おいどけ゛ぇ!」とか叫んでみたり。とにかくアスミカナタに当たりが強すぎる。

 さらには「俺があいつを引きつける」と一般市民が囮になって銃を持って突っ込んでいくのを、止めることすらできない防衛隊。それでいて後から胸ぐら掴んで「素人が勝手な真似をするな」と怒鳴りつける始末。こんなポンコツ防衛隊に果たして地球を任せていいのだろうか。さすがはあの、トリガーのガッツセレクトを継承した組織なだけあります(苦笑) プロ意識に欠け、市民を守る気がさらさらない、「ウルトラマン史上最も命を預けたくない防衛隊」だったトリガーのガッツセレクトの悪いところを、絶妙に引き継いでいる感じがしますね。

 スフィアが地球にバリアを張ったから宇宙からの最新鋭ガッツセレクトの援軍は期待できない。スフィアの電波紹介の影響でガッツファルコンやナースデッセイ号の遠隔操作が使えない、と、地球の防衛隊が活躍するしっかりとした理由づけを用意しているのは、上手いなぁと感じましたね。仕事が丁寧。

 特撮パートで好きなところは、スフィアザウルスの鳴き声とガッツファルコン・ナースデッセイ号対スフィアの戦い。

 ムラホシタイジの「都合良く私たちを助けてくれる存在が、又現れてくれるとも限らないですし」というセリフのカットがこう、恐怖心を煽るように取っているのも、どういう伏線なのか、それともなんちゃって伏線で特に意味は無いのか、気になりはします。

 まぁ、そんなところですかね。こんな感じであっさり書いて行けたらと思います(第1話結局3000字くらい書いちゃいましたがw)。無理にならない程度に書いていく所存です。

 それでは、また次の記事でお会いしましょう、igomasでした!