igomasの部屋

どうも、igomasです。ウルトラマンファン。ヒーローより怪獣、悪役が好き。今日も今日とて「悪役」考察♪

ウルトラマン映画ランキング

 皆さんこんにちは、igomasです。コロナ流行により遅くなりましたが、ウルトラマンタイガの映画がついに公開されますね。直前コメントなども公式YouTubeに上がってきており、期待が高まります。

 そんなわけで、今回は映画関連の話。私igomasが選ぶ、ウルトラマン映画ランキングを言っていきたいと思います。ウルトラマン映画は、昭和と平成でその作風ががらりと変わり、昭和では、テレビ本編を編集し、それに、新規映像を少しばかり加えた作品が多く、平成では、まったく新しいストーリー展開の話が多い印象です。調べてみると、なかなか奥の深い世界ですね。

 私igomasは、最近の映画はまぁだいたい把握していますが、全ての映画を見ているわけではないので、そこのところだけ、ご了承ください。それでは早速、やっていきましょう!

 

 

《評価基準》

 まず私igomasの評価基準から。自分は、ウルトラマン作品群を『怪獣特撮』作品として見る節があります。それゆえ評価基準の一つとして、『怪獣が魅力的』というのは欠かせません。怪獣は魅力的に思えない映画はランキングから外し、次点で、『ウルトラマンの魅力』で評価しています。また、『映画たりうるか』も評価の一つです。テレビ本編のレベルで済む小事件ではなく、映画としての作り方をしているか、というのも大事な要素ですからね。

 

《ランキング》

 それではランキングの発表です。全ての映画となると順位をつけづらいものもあったので、今回は上位7作品だけ。

 

1位:ウルトラマンティガウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦

2位:ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟

3位:ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT

4位:ウルトラマンサーガ

5位:大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE

6位:ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団

7位:ウルトラマン物語

 

6位・7位

 『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』・『ウルトラマン物語』がランクイン。正直、上に語った『映画ならでは』という要素はやや薄めで、テレビ本編の総集編という要素がかなり大きいのですが、それを考慮しても、好きな映画ですね。ゾフィーの映画は当時何度も何度も見返した思い出があります。自分かなりゾフィー好きで、ゾフィー単体作品があること自体がとても嬉しかったんですよね。この映画から、帰ってきたウルトラマンが、ウルトラマンジャックと呼ばれるようになりました。

 ウルトラマン物語は、実はグランドキング戦よりコタロウの特訓編の方が好きだったりします。出てくる怪獣がまぁ渋めのチョイスで、今ではそこそこコアなファン向けの怪獣紹介になっている感。

 両映画とも、当時ウルトラ怪獣をほぼほぼ知らなかった自分に、色々な怪獣知識を与えてくれました。そんな思い出もあって、どちらも好きですね。この2作品に登場したムルロアとエンマーゴは、当時まだ幼かった自分に強烈なインパクトを与えてくれましたw

 

5位

 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』がランクイン。ウルトラマンゼロが初登場した映画ですね。ウルトラの星光の国の設定や、ウルトラマン誕生の秘密に迫り、ワイヤーアクション、喋るウルトラマン、ベリアル・ゼロ登場によるパワーインフレと、挑戦に次ぐ挑戦の映画でありました。プラズマスパークタワーの壁面でのゾフィーらとベリアルの戦いとか実にアツかったですし、かなりアクションが好きな映画。怪獣も100体登場の大盤振る舞いで、とにかく見てて飽きない。どのシーンも怒濤の怪獣バトル。カプセル怪獣は出るわゴモラは活躍するわメビウスも活躍するわ、ダイナが出るわ、そんでもってゼロが最後にいいとこ全部持って行くわ、まぁ素晴らしい。今のニュージェネの始まりといっても良い映画で、新規ファンにはとくにオススメの作品ですね。

 

4位

 『ウルトラマンサーガ』が第4位ランクイン。5位のウル銀と迷いましたが、やっぱりウルトラマンは市街地戦闘よな、ということで。ハイパーゼットンが魅力的に描かれていましたね。本作ならではの防衛隊、チームUの見せ方も好みでしたし、ロボット部隊で立ち向かう様もかっこよかったですね。ロボット部隊という点では、円谷において、現在放送中のウルトラマンZの防衛隊、ストレイジの前身といえるかも。

 本作は、ゼロの新たな物語というのが新しかったですね。ゼロが、主役として唯一ベリアルの呪縛から解き放たれた映画(笑)。ベリアルが出ないことで、ウルティメイトフォースゼロの面々を出す必要もなくなり、新しい演出が出来たのも評価できる点。

 コスモス、ダイナを物語に絡めつつ、スムーズな話運びも光ります。コスモスはあまり後日譚要素が見られませんでしたが(カオスヘッダーがらみにしようとしていたらしいですが、それが途中で頓挫したよう。全体のバランスを考えれば、これはむしろ英断だったと思っています)、ダイナはガッツリ後日譚となっていましたね。ゼロが主役でありながら、ダイナの映画でもあるという、新規ファンにも古参ファンにも、うける映画づくり、いいですね。

 ちなみに、古参ファンに媚びを売りすぎて、必要もなくとりあえずレジェンドを出す、という展開が嫌いなので、改造怪獣とウルトラ兄弟のシーンを上映時に全カットしたのは名采配だったと思っています。

 

3位

 『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』が見事3位にランクイン。まぁこれは単純に、私がコスモス好きだからってのも大きいのですが、なによりベーシカルバルタンがかっこいいってのがでかい。ベーシカルバルタンのデザインは好みド直球で、全バルタン星人の中で最も好きなデザイン。バルタン星人では珍しい第二形態、ネオバルタンも、良い味を出してました。チャイルドバルタンも好みのデザインで、本当に今作のバルタン星人の造形は素晴らしい。

 物語も、「あぁ、めっちゃコスモスだわ」と思える安定の作りで、本作がテレビ本編の前日譚となっているため、本映画のキャラがテレビ本編で出たりと、テレビ本編との関係も面白く、そういった意味でもオススメの映画。

 

2位

 『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』。文句なしの名作。安直なウルトラ兄弟参戦があまり好きでないことは上で述べましたが、今作は、ウルトラ兄弟でなくてはならない理由がしっかりとあり、客演も文句なしに素晴らしい。

 なんといってもUキラーザウルスの造形、アクションが素晴らしく、最後のUキラーザウルスネオとの決戦なんかは最高。CGをフルに使った戦いが本当にエクセレントでミラクルでファビュラスなんで、見てない方は必見です。

 昭和宇宙人にメビウスならでは、平成ならではのオマージュを加えており、テンペラー星人ガッツ星人なんかは特にお気に入りのデザイン。まぁ、見たらすごさが分かります。

 

1位

 『ウルトラマンティガウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』が見事1位に輝きました。もう、これ以外あり得ない、他を大きく離しての1位です。本作、まず世界観が面白く、ウルトラマンガイアがテレビで放送されている世界に、怪獣とガイアが現れる、って話なんですよね。

 怪獣も魅力的で、なんといってもキングオブモンスが最高すぎる。造形、強さ、破壊、特撮、全てが文句なしに素晴らしく、また演出も王道で勝負しているあたり、とても好感が持てます。ガイアはテレビ本編からそうなのですが、建物破壊のオンパレードがすさまじく、もう、「今では考えられない」ってレベルを通り越して破壊しまくってます(笑) この破壊こそ、本作の魅力。全てを破壊しつくす、怪獣の中の怪獣、キングオブモンス。ウルトラマン全作品の中で1、2を争うほど好きな怪獣です。

 主人公のみが異世界に行くことから、テレビ本編のレギュラー陣はほとんど出ていないのですが、その少ない出演時間の中で各々の魅力がギュっと詰まっていて良かったですね。これはテレビ本編の出来の良さを確信していなければできない演出です。さすが、としかいえません。

 本作初登場のキャラクターたちも魅力的で、特に素晴らしいのが、本作のもう一人の主人公である、少年新星勉。こんなに小さい子供がここまでの演技力を発揮したのは、ウルトラマン全作品の中で後にも先にもこの一作だけ。それもそのはず、この少年、かの濱田岳さんが演じられているんですよね。なんなんだ、この神采配。製作陣が濱田岳少年を選んだその時点で、この映画の成功は決まっていたようなもの。素晴らしい、ほんと素晴らしい。彼以外にも、魅力的で演技の上手い少年少女ばかりで、それを語っているときりがないので映画見てください(笑)

 サタンビゾーやハネジローといった、本作に花を添える怪獣たちや、バジリス・スキューラとこれでもかと魅力を乗せてくる怒濤の展開、極めつけにティガ・ダイナと、もう、最高しかいえない。

 

《まとめ》

 以上、私igomasによる、個人的ウルトラマン映画ランキングでした!

 上位作品は、割と順位付けに悩みましたね。とはいえ、1位はほんと文句なしで1位。なんというか、もうこれ以外あり得ないくらいのダントツでありました。円谷さん、いつまでも待ってます。この映画を超える映画を、いつか作ってくれる日が来ると……

 皆さんが好きなウルトラマン映画がありましたら、コメントにでも残してくださいませ。

 それでは今回はこの辺りで。また次の記事でお会いしましょう、igomasでした!